全国のほとんどの地域で猛暑警報が出されたなか、韓国政府は、猛暑への対応を協議するための緊急点検会議を開きました。
緊急点検会議は1日、世宗(セジョン)市の政府庁舎でテレビ会議形式で開かれ、行政安全部を含む関係省庁、気象庁、全国17の市・道の関係者らが出席しました。
行政安全部は、各機関の猛暑への対応体制を緊急に点検し、課題と対策を行うために会議を開催したと説明しました。
行政安全部の災害安全管理本部長は、「政府は、猛暑による人的被害を最小限に抑えるため、関係機関と連携し、利用可能な資源を最大限に投入して総力で対応する」と述べました。
また、「国民の皆さまには、熱中症を予防するため、特に暑い時間帯の屋外活動を控え、十分な休憩と水分補給など、国民行動要領を積極的に実践していただきたい」と呼びかけました。
行政安全部は前日、4段階ある猛暑による災害危機警報のレベルを上から3番目の「注意」から2番目の「警戒」に引き上げています。