ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」のシーズン3が、公開からわずか1日で世界1位になりました。
 
世界の動画配信サービスのランキングを集計する「フリックスパトロール」が29日、発表したところによりますと、「イカゲーム3」は前日の時点でネットフリックスのテレビ番組部門において世界1位を記録しました。
 
アメリカやイギリスなど、「フリックスパトロール」がランキングを集計する93か国すべてで1位となっています。
 
今月27日に配信された「イカゲーム3」が、公開から1日で世界的なトップコンテンツとなった背景には、前作までの高い話題性が影響したと見られています。
 
2021年に配信されたシーズン1は、ネットフリックスで配信された英語・非英語圏のテレビ番組の中で最大のヒット作となり、世界的なブームを巻き起こしました。
 
また、去年末に公開されたシーズン2も、配信された週にテレビ番組の視聴ランキングで1位となったほか、累計視聴ランキングでは「イカゲーム1」と「ウェンズデー」シーズン1に次ぐ3位となっています。
 
一方、「イカゲーム3」に対する評価は分かれています。
 
アメリカの映画・ドラマ評論サイト「ロッテントマト」では、批評家によるスコア「トマトメーター」は83％と高評価でしたが、視聴者によるスコアの「ポップコーンメーター」は51％にとどまり、半数近くが否定的な評価を下しました。
 
シーズン1は「トマトメーター」95％、「ポップコーンメーター」84％を記録し、批評家と視聴者の双方から高く評価されていました。