アメリカの雑誌「タイム」は、ことしの「世界で最も影響力のある100社」を発表し、韓国からは現代(ヒョンデ)自動車グループが選ばれました。
今回、現代自動車グループは、「リーダー部門」に選ばれました。
タイム誌は、2021年から各セクターからの推薦に基づき、編集者、特派員、外部の専門家からの意見を踏まえた上で、各社の影響力、イノベーション、熱意、成果などを評価し、世界に最も影響を与えた企業100社を選定しています。
タイム誌は、現代自動車グループについて、「自動車分野のダークホース」と評価し、「世界3位の現代自動車グループは、ハイブリッド車やEV=電気自動車など新車が数々の賞を総なめし、販売台数を大きく伸ばしているなど『ビッグ3』への進出が偶然ではなかったことを証明し続けている」と選定の理由を説明しました。
また、「現代自動車グループは、2028年までに、アメリカに210億ドルを投資して主な生産拠点を建設するなど、事業を拡大している。これは、過去40年間アメリカで行った投資の2倍以上に当たる規模だ」としたうえで、「現代自動車グループは、アメリカで着実に根を下ろしている」と評価しました。
一方、自動車分野では、中国のBYDが「イノベーター部門」に選ばれました。