李在明(イ・ジェミョン)大統領の代わりにNATO=北大西洋条約機構首脳会議に出席した魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は、アメリカのトランプ大統領と短い会話を交わし、造船分野での協力に関心があることが確認できたと明らかにしました。
NATO首脳会議が開催されたオランダ・ハーグから帰国した魏室長は26日、報道陣に対し、「トランプ大統領と短い会話を交わした」としたうえで、「トランプ大統領が造船分野での協力に大きな関心を持っていることが確認できた」と述べました。
魏室長は、「短い立ち話ではあったものの、一言二言のやり取りでも、造船分野への関心を感じ取ることができた」と説明しました。
また、アメリカのルビオ国務長官との会談では、韓米首脳会談を早期に開催することで一致したと明らかにしました。
具体的な進展状況については、「多少の進展があったと見てよい」としたうえで、「時期はまだ明らかではないが、早期開催を目指すという共通認識があった」と説明しました。
また、「通商関連の交渉が進行中であり、安全保障問題の議論も進めている」としたうえで、「それらを充実させて、首脳会談の成功に向けて準備を進めていくことで一致した」と明らかにしました。
関税交渉については、「詳細な協議は行われなかった」としたうえで、「関税交渉を早期に進展させ、安保問題の議論とシナジーを生む状況になることを期待し、努力していくことにした」としたうえで、「どのような交渉になっても、韓米同盟の信頼と連帯を強化する方向で進めることで一致した」と述べました。