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政治

李大統領「SNS外交メッセージに相手国言語も併記」

Write: 2025-06-23 09:45:59Update: 2025-06-23 10:45:48

李大統領「SNS外交メッセージに相手国言語も併記」

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領が、SNSに掲載する外交関連のメッセージには、相手国の言語も併記する方針を明らかにしたと、韓国大統領室が21日、報道資料を通じて発表しました。
 
大統領室によりますと、李大統領はG7=主要7か国サミットに出席するためカナダへ出発する前に、「SNS上でメッセージを作成する際は、相手国の言語も併記して、外交的な敬意と意思疎通の意志を示してほしい」と指示しました。
 
李大統領はその理由について、「海外にいる同胞はもちろん、当該国の国民にも韓国のメッセージが直接届くべきだ」と述べたということです。
 
この方針に基づき、G7サミット出席期間中に行われた各国との首脳会談に関連する李大統領のSNSメッセージは、すべて韓国語と相手国の言語を併記する形で、旧ツイッターの「X」に掲載されました。
 
とくに、日本の石破茂総理大臣はこれに呼応するように、韓国語と日本語を併記した投稿をSNSに掲載し、注目を集めました。
 
大統領室は、両首脳の投稿に対し、韓日両国の国民から肯定的なコメントが寄せられたと説明しています。
 
李大統領のメッセージには、日本のユーザーから「韓日関係がさらに近づいてほしい」、「東アジアが団結して平和の道を歩みましょう」といったコメントが寄せられ、石破総理のメッセージには、韓国のユーザーから「今後も良い関係を続けましょう」「未来のために助け合っていけたらいいと思う」といった反応があったということです。
 
大統領室は「今回の相手国の言語併記は特定の国に限った一時的な措置ではなく、大統領の国政哲学に基づくデジタル外交戦略の一環だ」としたうえで、「大統領のSNS上のメッセージが両国民の共感形成と相互尊重の外交の出発点となることを期待している」と述べました。
 
そして、今後の海外訪問や外交日程においても、相手国の言語を併記することを原則とする方針を明らかにしました。

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