G7サミット主要7か国首脳会議で対面では初めてとなる首脳会談を行った李在明(イ・ジェミョン)大統領と日本の石破茂(いしば・しげる)総理大臣は、相手国の言葉でSNSに投稿し、今後も緊密に意思疎通を続けていく意向を明らかにしました。SNSへの投稿は李大統領の指示で行われたということです。
今月17日、カナダで開かれたG7サミットに出席した李大統領は、日本の石破総理大臣との会談後、SNSに投稿し「地域の平和と繁栄に向けた両国の協力について率直な意見交換を行った」としたうえで、「相互の尊重と信頼を基に、未来志向の韓日関係の構築に向けて、これからも石破総理と緊密に連携していく」と韓国語と日本語で書き込みました。
大統領室の関係者によりますと、「李大統領が直接日本語で翻訳するよう指示した」ということです。
これに対し、石破総理大臣は李大統領の投稿をシェアし、日本語と韓国語で韓日首脳会談の成果を伝える内容を投稿しました。
石破総理大臣は、「李大統領と初めての対面での会談を行った。私と李大統領のリーダーシップの下、日韓関係の安定的発展に向け、両政府間で緊密な意思疎通を推進していくこと、北韓への対応についても、日韓、日韓米で緊密に連携することなどを確認した。首脳間でも緊密に意思疎通を続けていきたい」と会談の成果を伝えました。