韓国最大規模の書籍展示会「ソウル国際ブックフェア」が18日、開幕しました。
今回のブックフェアは、世界17か国・地域から534の出版社と関連団体が参加し、22日までソウル・COEXで開催されます。
今年のテーマは「ザ・ラスト・リゾート(The Last Resort)」 で、それぞれが本から自分の「よりどころ」を見出してほしいという意味が込められています。
韓国を代表する作家たちに加え、退任後に慶尚南道(キョンサンナムド)梁山(ヤンサン)市で書店を運営している文在寅(ムン・ジェイン)元大統領、映画監督のパク・チャヌクさん、人工知能「AlphaGo」と対局した元プロ囲碁棋士のイ・セドルさんなど、さまざまな分野の著名人も参加します。
ことしの主賓国は台湾で、著名な小説家、絵本作家、漫画家らおよそ30人と、26の出版社・団体が参加しています。
このブックフェアは、来場者数が2022年に10万人を突破したのに続いて、おととしは13万人、去年は15万人をそれぞれ超え、過去最多記録を更新しています。
ことしもチケットが早々に売り切れていて、去年の来場者数を上回ることが期待されています。