メニューへ 本文へ
Go Top

経済

LGディスプレイ 有機EL新技術に1兆2000億ウォン投資

Write: 2025-06-18 11:26:16Update: 2025-06-18 14:28:21

LGディスプレイ 有機EL新技術に1兆2000億ウォン投資

Photo : YONHAP News

LGディスプレイは、有機EL(OLED)の技術競争力や成長基盤の強化を目指して、1兆2000億ウォンあまりを投資することを決めました。
 
LGディスプレイは17日、取締役会を開き、有機ELの新技術の開発に1兆2600億ウォンを投資することを議決しました。
 
有機ELの差別化された技術競争力を強化することで、ディスプレイ市場での主導権を確保するのが狙いです。
 
具体的には、有機EL新技術を開発するための設備などに投じられ、投資期間は、2027年6月30日までのおよそ2年間です。
 
今回の投資は、中長期的な設備投資費(CAPEX)計画の一環で、今回の投資とは別に、財務構造の改善にも引き続き取り組む方針です。
 
LGディスプレイは、京畿道(キョンギド)坡州市(パジュシ)の坡州(パジュ)事業所に、次世代有機ELの新技術に関連した設備投資を重点的に行う計画です。
 
これは、世界のディスプレイ市場で今後ますます高まると見られる有機ELの需要に先手を打って対応するためです。
 
市場調査会社によりますと、去年の世界の液晶ディスプレイ(LCD)市場は789億4304万ドルの規模で、2028年までの年平均成長率はおよそ1%にとどまると見込まれています。
 
これに対して有機EL市場は、去年の533億1057万ドルから、2028年には686億7500万ドルに拡大すると予想されています。
 
LGディスプレイは、競合他社との差をさらに広げるため、プレミアム製品の開発に集中的に投資する方針です。
 
一方、今回の投資は、李在明(イ・ジェミョン)政権の発足以降、韓国企業によって初めて兆単位で行われる大規模投資計画ということで注目を集めています。
 
なかでも、中国広州の液晶ディスプレイ工場を売却したあと、韓国国内で行う初めての投資となることから、韓国経済の回復にも貢献するものと期待されています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >