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政治

李大統領 石破首相と初の首脳会談 就任14日で

Write: 2025-06-18 09:10:54Update: 2025-06-18 09:40:10

李大統領 石破首相と初の首脳会談 就任14日で

Photo : YONHAP News

G7サミット=主要7か国首脳会議に出席するため、カナダを訪問している李在明(イ・ジェミョン)大統領は、17日、日本の石破総理大臣と初の首脳会談を行いました。
 
両首脳は今月9日の電話会談でも「より強固で成熟した韓日関係を築いていこう」との認識で一致しており、今回の会談では、今後の2国間関係の発展に向けた方策を中心に協議しました。
 
会談の冒頭、李大統領は「韓国では日本を『近くて遠い国』と呼ぶ。意見の違いもあるが、それを乗り越えて協力し合える関係に発展させたい」と述べました。
 
また、「国際的な通商環境や国際情勢が厳しさを増している今、互いに補完できる分野で協力すれば大きな力になる。今回の会談を契機に、未来志向でより良い韓日関係へと進むことを期待している」と述べました。
 
これに対し石破総理大臣は、「今年は国交正常化60周年という記念すべき年で、日本を訪れる外国人の中で韓国からの訪問客が最も多く、日本人が最も多く訪れる国も韓国だ」として、「政府間・企業間だけでなく、国民同士の交流もこの機会に活発化し、両国の協力と連携が地域と世界の安定に貢献する関係になることを心から期待する」と応じました。
 
両首脳はまた、北韓問題をはじめ地政学的課題に対応するため、韓日米3か国の連携を継続し、韓日の協力も深めていくことで一致しました。
 
さらに、両首脳は「シャトル外交」の再開に向けた意思も再確認し、その実現に向けた実務レベルでの協議を進めていく方針です。
 
また国交正常化60周年を機に、より強固で成熟した韓日関係の基盤を築いていくことで一致しました。
 
大統領室は、「相互の尊重と信頼のもと、政府間対話を一層活発化させ、経済や文化など幅広い分野で相互の国益につながる協力策について議論を深めていく必要性を共有した」と説明しています。
 
今回の会談は李大統領の就任から14日という異例の早さで実現した初の対面での首脳会談となりました。

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