与党「共に民主党」は13日、議員総会を開き、国会での運営を取り仕切る新たな院内代表に、金炳基(キム・ビョンギ)議員(63)を選出しました。
金新院内代表は、李在明(イ・ジェミョン)大統領に近いとされる当選3回の中堅議員で、韓国の情報機関、国家情報院に26年間勤務した経歴を持ち、過去には金大中(キム・デジュン)政権や盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下でも政策に関与してきました。
金院内代表は、当選後のあいさつで、「李在明政権の成功を支え、内乱の終息や国民生活の回復など、主要な改革課題の達成に全力を尽くす」と述べました。
また、投票前に行われた政策方針の発表では、「改革の勢いが最も強いこの1年で、内乱勢力を一掃し、検察や司法、メディアなどの分野で山積した改革課題に迅速かつ断固として取り組む」との考えを示しました。
金院内代表は、国民生活の改善につながる法案の推進にも意欲を見せており、とくに上場企業のガバナンス強化や株主への利益還元を促す商法改正案の早期成立を最優先課題に掲げています。