政府は、鶏肉価格の安定を図るため、ブラジル産鶏肉の輸入を今月21日から再び許可することになりました。
政府は12日、物価関係次官会議を開き、高病原性鳥インフルエンザが発生していない地域で生産されたブラジル産鶏肉について、今月21日から、ただちに輸入を認めることを決めました。
政府はこれまで、鳥インフルエンザの発生を受けてブラジル産鶏肉の輸入を全面的に禁止していました。
しかし、供給不足への懸念が高まったことから、鳥インフルエンザが発生していない地域からの鶏肉の輸入を再開する方針に転換し、輸入衛生条件の改正案を今月20日までに行政予告するとしています。
企画財政部長官の職務代行を務める、李炯日(イ・ヒョンイル)第1次官は、「物価は国民生活にとって最優先課題だ」と述べ、早期に包括的な物価対策をまとめる考えを示しました。