韓国では、済州(チェジュ)島南方の海上から停滞前線が北上した影響で、12日未明、済州島が梅雨入りしました。
平年よりおよそ1週間早い梅雨入りとなっています。
一方、12日は済州島を除く地域で雨の予報はなく、内陸部を中心に日中は厳しい暑さが続く見込みです。
予想最高気温は、ソウルで32度、中部の大田(テジョン)や南東部の亀尾(クミ)で31度まで上がると予想されています。
今後は、フィリピン東方の海上から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、13日から再び雨雲が発達する見通しです。
13日は、中部の忠清道(チュンチョンド)や南部地方で雨が降り、週末の土曜日には全国的に雨となる見込みです。特に済州島や南部地方では、最大で100ミリから200ミリを超える大雨となるおそれがあり、注意が必要です。
雨の影響で、高温は多少和らぐでしょう。
さらに、今月15日から16日にかけては、台風1号からもたらされる水蒸気の影響で、全国的にまとまった雨が降る可能性があります。
なお、停滞前線は今月19日以降に北上するとみられ、南部地方と中部地方の梅雨入りは19日以降になる可能性が高まっています。