李在明(イ・ジェミョン)大統領の執務室を青瓦台に戻す作業が今後、週末や休日を活用して段階的に進められる見通しです。
青瓦台財団は告知を通じて、来月14日までは現在の観覧方式を維持し、その後16日から31日までは予約人数や観覧ルートなどを調整して運営する方針を明らかにしました。
そして、8月1日からは、セキュリティや安全面の点検のため、青瓦台の一般観覧を一時中断し、復帰作業がすべて完了したあとは、部分的に開放する見込みです。
大統領室は10日、李大統領が閣議を開き、青瓦台への復帰に関する予備費について議決したと明らかにしています。
復帰に関する予備費は、総額259億ウォンで、龍山(ヨンサン)にある大統領執務室への移転時に使用された予備費378億ウォンの69%にあたり、119億ウォンを削減したとしています。
李大統領が最終的に青瓦台へ復帰するまでには、およそ3か月ほどがかかる見通しです。
一部では、李大統領の就任100日に合わせて正式な復帰が行われるのではないかという見方も出ています。