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韓半島

IAEA事務局長 「北韓の寧辺に新たな核関連施設」

Write: 2025-06-11 10:27:36Update: 2025-06-11 10:47:45

IAEA事務局長 「北韓の寧辺に新たな核関連施設」

Photo : YONHAP News

IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長が、IAEA理事会で北韓の寧辺(ニョンビョン)に、平壌近郊の降仙(カンソン)にある核関連施設と似たような特徴を持つ新たな施設が建設されていると報告しました。
 
外交筋によりますと、グロッシ事務局長は現地時間の9日、オーストリア・ウィーンで開かれたIAEA理事会で、平安南道(ピョンアンナムド)千里馬(チョンリマ)郡降仙にある核関連施設と似たいような特徴を持つ新たな施設が寧辺に建設されていると報告し、北韓による核開発について深い懸念を表明したということです。
 
降仙には、核弾頭に使われる高濃縮ウランを製造する施設が存在するとされています。
 
寧辺にも、ウラン濃縮施設が確認されていますが、これに加えて新たな関連施設が建設される可能性があるということです。
 
今回のIAEA理事会では、日本を含む関係国が北韓の核関連活動に懸念を示す共同声明を発表する方針です。
 
韓国外交部は、「政府はアメリカなど友好国と緊密に連携しながら、北韓の核施設や核活動の動向を注意深く見守っている。北韓に対し、すべての核活動をただちに中止し、非核化と対話の道に復帰するよう強く求める」とコメントしました。
 
朝鮮中央通信など北韓のメディアは、去年9月と今年1月に、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が核物質の生産施設や核兵器研究所を視察したと伝え、異例にも施設内部の写真を公開しましたが、いずれも具体的な場所については明らかにしていませんでした。

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