李在明大統領は、アメリカのトランプ大統領と日本の石破総理大臣とそれぞれ就任後初の電話会談を行いました。
まず、6日に行われたアメリカとの電話会談では、トランプ大統領が李大統領に対し、大統領選挙の勝利について祝意を伝え、李大統領は謝意を表しました。
李大統領は、韓国外交の基盤である韓米同盟の重要性を強調しました。
特に、関税交渉について、両国がともに満足できる合意を早急に導き出すため、実務レベルでの目に見える成果を促していくことを確認しました。
また、トランプ大統領が李大統領をアメリカに招待したのに対し、李大統領は「特別な同盟にふさわしく、頻繁に会って協議を重ねよう」と応じました。
続いて、李大統領は9日、石破総理大臣とも初めての電話会談を行いました。
両首脳は、成熟した韓日関係の構築に取り組んでいくことで一致しました。
加えて、韓日米3か国協力の枠組みのもとで緊密に連携していく方針でも一致しました。
こうした電話外交に続いて、李大統領は今月、初の多国間外交の舞台にも立つ予定です。
大統領室は8日、李大統領が、今月15日からカナダで開かれるG7=主要7か国首脳会議に出席することを明らかにしました。
特に、今回のG7首脳会議をきっかけに、アメリカ、日本と初の対面での会談が行われるかに注目が集まっています。