李在明(イ・ジェミョン)大統領は6日、アメリカのトランプ大統領と初めて電話会談を行い、早期の関税合意に向けて努力することで一致しました。
大統領室によりますと、李大統領は就任して3日目の6日午後10時からおよそ20分間、トランプ大統領と電話会談を行いました。
トランプ大統領は、李大統領に対し、大統領選挙の勝利について祝意を伝え、李大統領は謝意を表したうえで、韓国外交の基盤である韓米同盟の重要性を強調したということです。
とくに関税交渉について、両国がともに満足できる合意を早急に導き出すため、実務レベルでの目に見える成果を促していくことを確認しました。
トランプ政権は4月以降、関税を交渉のてこに各国との貿易交渉を進めており、韓国政府とも実務協議を重ねてきましたが、大統領選挙を経て発足した李政権がこの交渉を引き継ぐ形となります。
また、トランプ大統領が李大統領をアメリカに招待したのに対し、李大統領は「特別な同盟にふさわしく、頻繁に会って協議を重ねよう」と応じました。
両首脳は、多国間会議や相互訪問などを通じて、できるだけ早期に会談を行うことで一致しました。