李在明（イ・ジェミョン）大統領が執務室を青瓦台に移転する方針を示しているなか、青瓦台内部の散策路の全面的な補修・整備工事が始まりました。
 
青瓦台財団は、4日から青瓦台七宮（チルグン）の裏道から白岳亭（ペガクジョン）、春秋館（チュンチュグァン）の横道へと続く全長1.31キロメートルの散策路の全面的な補修・整備工事に着手したと明らかにしました。
 
工事が終わるまで散策路の立ち入りは制限されますが、青瓦台本館や迎賓館など散策路を除く施設はこれまで通り見学できるということです。
 
財団は、今回の工事は大統領選挙が行われる前から予定されていたもので、李大統領の執務室復帰に関する指針はまだないと明らかにしました。
 
見学の予約は、5日現在、今月土曜日と日曜日、祝日はすべての時間帯が締め切られましたが、平日はまだ予約できるということです。
 
青瓦台の見学は、時間帯ごとに3000人以上の予約が可能となっています。
 
財団は、大統領執務室の青瓦台への復帰が正式に決まるまでは、これまで通り4週間先までの予約を受け付け、週末の常設公演も続ける方針です。