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政治

李在明新大統領 国務総理に金民錫氏を内定

Write: 2025-06-04 13:18:14Update: 2025-06-04 14:54:42

李在明新大統領 国務総理に金民錫氏を内定

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領が、新政権の初代国務総理に金民錫(キム・ミンソク)最高委員を指名する人事を内定したことが分かりました。
 
大統領府秘書室長には姜薫植(カン・フンシク)議員、政策室長にはイ・ハンジュ民主研究院長を指名する見通しです。
 
李大統領は3日、新政権の顔ぶれを確定し、4日には公式発表されるものとみられます。
 
金最高委員は、ソウル大学の総学生会長と全国大学生代表者協議会を務めた「86世代」で、当選4回の中堅議員です。 「86世代」とは、1960年代に生まれ、1980年代に学生時代を過ごし、民主化運動の主役として軍事政権を打倒した世代を意味します。
 
前回の大統領選挙では、李在明候補の戦略企画本部長を務め、李在明派の中核的人物となり、今回の大統領選挙でも常任共同選対委員長を務めるなど、選挙で中心的な役割を果たしました。
 
姜議員も、戦略担当として高く評価されていますが、派閥色が薄い中立的な傾向の人物とみられています。
 
姜議員は、2016年の総選挙で初当選した当選3回の議員で、2022年の大統領選挙と今回の選挙では戦略企画を担当しました。
 
一方、政策室長に内定したイ・ハンジュ民主研究院長は、李大統領と40年来の長い付き合いを持つ人物として、今回の大統領選挙では総括政策本部長を務め、公約の策定を総括しました。
 
イ院長は、李大統領が京畿道(キョンギド)知事を務めた際に京畿研究院長に就任し、革新系最大野党「共に民主党」の政策シンクタンクである民主研究院長を務めるなど、政策ブレーンとしての役割を担ってきました。
 
今回、国務総理と大統領府の主要人事に戦略や「政策通」の人材を起用したのは、新政権が次期政権への移行を準備する「大統領職引き継ぎ委員会」なしで発足することを踏まえ、速やかに国政運営の基盤を構築するための対応とみられます。

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