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政治

大統領室 青瓦台に復帰へ 当面は龍山執務室を使用

Write: 2025-06-04 10:27:12Update: 2025-06-04 10:38:54

大統領室 青瓦台に復帰へ 当面は龍山執務室を使用

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領がソウル龍山(ヨンサン)に移転させた大統領の執務室について、従来の青瓦台に復帰させる方針です。
 
尹前大統領が2022年5月に執務室を龍山に移転してからおよそ3年で、「龍山時代」が幕を下ろすことになります。
 
これまで李大統領は、現在の大統領執務室が盗聴などセキュリティ上の懸念があるとして、青瓦台に再び移転する意向を示してきました。
 
ただ、青瓦台は長期間一般に公開されていたため、すぐに移転するのは難しいとされていて、セキュリティ施設の整備や補修に、長ければ2か月から3か月ほどかかる見通しです。
 
そのため、補修作業が完了するまでは当面、龍山の大統領室に出勤する予定です。
 
また、李大統領が大統領執務室の行政都市、世宗(セジョン)市への移転を公約として掲げていたことから、最終的には世宗市に執務室が設けられる見通しです。
 
生活空間となる公邸については、まだ明確には決まっていません。
 
尹前大統領が滞在していた漢南洞(ハンナムドン)の公邸や三清洞(サムチョンドン)の大統領の秘密施設といわれる家屋、総理公館などが候補として挙がっていますが、当面は、ソウル近郊の仁川市内にある私邸から通勤するものとみられます。
 
ただ、尹前大統領の前例のように、警護や交通規制によって市民の不便を招く恐れがあるため、公邸の移転についても早期に議論が進められる見通しです。

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