第21代韓国大統領選挙で、KBS、MBC、SBS地上波3社は3日午後11時40分現在、いずれも最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補の当選が確実だと予測しました。
なかでも、公共放送KBSの当選予測システムは、3日午後11時37分、李候補の当選が確実だと判断しました。このシステムは出口調査の結果や開票状況をもとに独自に判定を行い、当選確率が99%を超えると「当選確実」の判定を下します。
今回の選挙は、「非常戒厳」を発令した尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が罷免されたことを受けて行われた異例の選挙で、国民はおよそ3年ぶりの政権交代を選択した形です。
選挙は、3日午後8時に投票が締め切られ、開票作業が進められています。
午後11時41分現在、開票率は41.0%に達し、李在明候補は48.9%、保守系与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補は42.7%の得票率となっています。
KBSなど地上波3社が発表した出口調査でも、李候補は51.7%、金候補は39.3%の得票率が予測されていました。