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国際

韓国南東部の海軍哨戒機墜落事故 米軍が哨戒機を派遣

Write: 2025-06-02 14:56:17Update: 2025-06-02 15:04:03

韓国南東部の海軍哨戒機墜落事故 米軍が哨戒機を派遣

Photo : YONHAP News

先月29日、韓国南東部の慶尚北道(キョンサンブクト)浦項(ポハン)で韓国海軍の哨戒機が山に墜落した事故を受け、全ての哨戒機が飛行を中断しているなか、アメリカ軍が哨戒機を派遣し、敵の探知・監視をカバーする方針です。
 
韓国軍の合同参謀本部は、2日に行ったブリーフィングで、艦艇と海上作戦でヘリコプターなどを動員して哨戒活動を強化していて、海洋警察の哨戒機とも情報を共有していると説明しました。
 
また、韓国とアメリカは、インド太平洋司令部のアメリカ軍哨戒機を派遣することを検討しているとしたうえで、7月には最新型の「P-8」哨戒機を作戦に投入する計画を明らかにしました。
 
韓国海軍のP-3哨戒機16機が全て安全点検のため飛行を中断していることを受け、アメリカ軍は哨戒機を派遣する意向を伝えているということです。
 
韓国軍関係者は、今後、アメリカ軍の哨戒機が韓国の作戦区域内で活動し、情報提供を行うと説明しました。
 
哨戒機は海上で敵の艦艇と潜水艦を探知・監視する重要な役割を果たしていることから、「見えない海上の盾」とされています。
 
アメリカと同盟関係にある韓国は、北韓を始め、ロシアや中国など、周辺国の海軍の動向を注視し、韓半島周辺の安全保障の確保に向け、アメリカと連携しています。
 
これに先立ち、先月29日、訓練のため浦項基地を離陸した海軍の海上哨戒機「P-3CK」が、原因不明のトラブルにより基地近くの山に墜落し、乗っていた4人全員が死亡した事故を受け、韓国海軍は、事故原因の究明に向けて軍と官民による合同調査委員会を立ち上げ、調査を進めています。

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