ことし4月に韓国を訪れた外国人観光客が、新型コロナウイルスが流行する前の2019年より増えたことがわかりました。
韓国観光公社が30日に発表した統計によりますと、ことし4月に韓国を訪れた外国人観光客は170万7113人に達し、2019年の同じ月の2倍以上増加しました。去年の同じ月と比べると16.7%増えています。
国籍別に見ますと、中国がおよそ44万3000人でもっとも多く、次いで日本がおよそ25万1000人、アメリカがおよそ15万3千人、台湾が15万2000人の順でした。
このうち2019年4月に比べ、外国人観光客が増えたのは、アメリカが49.6%、台湾が34.1%それぞれ増えました。
中国と日本から訪れた外国人観光客は、2019年4月と比べると8割近くの水準まで回復していて、それぞれ、中国が89.9%日本が88.9%の回復となりました。
一方、先月、海外を訪問した韓国人はおよそ215万人で、2019年4月と比べて95.6%回復し、ことし1月から4月まで海外を訪問した韓国人は995万人で、2019年4月と比べて98.4%の水準まで回復しています。