ことしの文化芸術世界総会が28日、ソウル・大学路(テハンノ)にあるアルコ芸術劇場で開幕しました。
アジアでは初めての開催となります。
文化芸術世界総会は、2000年にカナダで初めて開催されて以降、世界中の文化芸術の専門家、政策立案者、研究者が参加し、各国の文化芸術機関の政策研究交流や文化芸術のエコシステムに関する議題などを議論してきた国際フォーラムです。
今回の総会は、30日までの3日間開かれ、「文化芸術の未来構想」をテーマに、AI=人工知能やデジタル技術の拡大、気候危機など、時代の変化に対する文化芸術の対応戦略について、36のセッションを通じて議論が行われます。
総会には、世界65か国から106人の発表者が参加しています。
韓国文化芸術委員会のチョン・ビョングク委員長は、歓迎のあいさつで「韓国は長年、文化の力によって自らを変革してきた。今回の総会が世界の文化政策リーダーたちが共通のビジョンを創り出す貴重な場となることを願う」と語りました。
韓国は、国際芸術委員会と文化機関連合(IFACCA)の理事会の全会一致によっておととし10月、開催地に決定されました。