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韓半島

韓国軍 北韓 巡航ミサイル数発を発射と発表

Write: 2025-05-22 14:17:57Update: 2025-06-03 16:42:49

韓国軍 北韓 巡航ミサイル数発を発射と発表

Photo : YONHAP News

韓国軍の合同参謀本部は、北韓が22日午前、韓半島北東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)宣徳(ソンドク)付近から東の海、東海(トンへ)に向けて巡航ミサイル数発を発射したと発表しました。
 
北韓がミサイルを発射したのは、先月8日に短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射して以来、およそ2週間ぶりとなります。
 
合同参謀本部は、「韓国軍は発射の兆候を事前に察知し、動向を追跡していた」としたうえで、ミサイルの種類など詳細の分析を進めていると述べました。
 
また、「現在の安全保障状況で北韓が誤った判断をしないよう、アメリカとの連携のもと、北韓のあらゆる動向を注視している」と述べ、「いかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力と態勢を維持している」と強調しました。
 
韓国軍は通常、北韓による巡航ミサイルの発射を公表せず、国連安全保障理事会の対北韓制裁に違反する弾道ミサイルの発射のみ公表してきました。巡航ミサイルの発射については、発射されたミサイルの数が多い場合などに限って公表することになっています。
 
今回の発射は、21日に行った5000トン級の駆逐艦の進水に失敗したことが報じられたタイミングで行われ、その背景に注目が集まっています。
 
韓国政府の情報筋は、「進水の失敗を公開したのは、軍の引き締めを図るためのものであり、巡航ミサイルを同時に発射することで、ミサイル戦力を誇示し、失敗をばん回する狙いがあるとみられる」と分析しています。


*2025年6月3日修正*

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