ソウルの最高気温が、ことし初めて30度を超え真夏日となりました。
21日のソウルの最高気温は、平年より6.2度高い、30.8度を記録しました。前日の20日、ソウルの最高気温は、27.3度でした。
京畿道(キョンギド)楊平(ヤンピョン)郡では、最高気温が35度を超え、真夏の暑さとなりました。江原道(カンウォンド)の青松(チョンソン)郡と寧越(ヨンウォル)郡でも、最高気温が33度を記録しています。
各地で季節外れの暑さが続いたのは、日本の東まで張り出した太平洋高気圧の影響で熱く湿った南西の風が吹いたためです。
この日、首都圏と慶尚道(キョンサンド)では、5月の最低気温としては観測史上、最も高くなり、最も暑い5月の朝を迎えました。
ソウルの最低気温は、午前5時53分に23度を記録し、平年より10度前後高い気温となりました。これは、1907年の観測開始以来、ソウルの5月の最低気温としては最も高く、これまで観測史上1位だった2018年5月16日に記録した21.8度を更新しました。
22日の午後からは、乾燥した空気が南下し、23日からは平年並みの気温に戻る見通しです。