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経済

韓国の輸出冷え込む 韓米通商協議の行方に注目

Write: 2025-05-21 14:44:14Update: 2025-05-21 15:57:41

韓国の輸出冷え込む 韓米通商協議の行方に注目

Photo : YONHAP News

アメリカによる関税措置の影響で、韓国の輸出が全体的に冷え込んでいるなか、半導体だけが唯一、堅調な成長を見せています。こうしたなか、韓国とアメリカによる通商協議が始まり、今後の交渉の結果に注目が集まっています。
 
韓国関税庁によりますと、今月1日から20日までの韓国の輸出額は去年の同じ期間に比べて2.4%減少し、320億ドルでした。
 
今年はじめからの累計でも0.9%減少しました。
 
貿易や投資による収入と支出を示す貿易収支は3億ドルの赤字となりました。
 
主要輸出品目のなかでは、半導体が17.3%、船舶が0.1%の増加となり、この2品目だけが伸びました。
 
これに対して、アメリカの関税対象品であり、アメリカ向けの輸出の割合が高い乗用車や自動車部品はいずれも一桁台の減少となりました。
 
石油製品は、24%以上の大幅な減少となりました。
 
国別には、アメリカ向けの輸出が14.6%減少したほか、中国やEU向けも振るいませんでした。
 
これに対して、半導体需要の拡大により、台湾向けの輸出は28.2%と大きく増加しました。
 
一方、韓米両国は20日から3日間にわたり、アメリカ・ワシントンで関税見直しに関する2回目の実務通商協議を開催しています。
 
今回の協議は、新政権発足前に対面で行う協議としては最後で、両国は貿易・デジタル・経済安全保障など6分野での立場の確認を行っています。

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