韓国の大手芸能事務所の関係者ら9人が、世界の音楽市場をけん引する「インターナショナル・パワー・プレイヤーズ」に選ばれました。
アメリカの音楽チャート、ビルボードは現地時間の19日、ことしの「インターナショナル・パワー・プレイヤーズ」を発表しました。「インターナショナル・パワー・プレイヤーズ」は、アメリカ以外の地域で世界の音楽市場の成長に貢献したリーダーを選定し、毎年発表しているものです。
そのなかには、HYBE(ハイブ)のパン・シヒョク議長、イ・ジェサンCEO=最高経営責任者、HYBEミュージックグループAPACのシン・ヨンジェ代表、HYBEラテンアメリカのカ・ジョンヒョンCEO、HYBE360のオ・ユジン・ゼネラルマネジャーが含まれました。
また、SMエンタテインメントの共同代表取締役を務めるチャン・チョルヒョク氏とタク・ヨンジュン氏、さらに、カカオエンターテインメントのチャン・ユンジュン共同代表が名を連ねました。
このほかに、スポティファイ・コリアのミュージックチームを統括するパク・ジョンジュ氏も選ばれました。
このうち、タク・ヨンジュン氏とシン・ヨンジェ氏は、2022年から4年連続で選ばれ、チャン・ユンジュン氏も2021年以降、通算4回目の選定となりました。
ビルボードはHYBEについて、「AI技術という意外な分野からグローバル展開の推進力を得ている点」が高く評価されたとしています。
また、SMエンタテインメントとカカオエンターテインメントについては、ガールズグループ「aespa(エスパ)」によるワールドツアーの成功や、イギリスのボーイズグループ「Dear・Alice(ディア・アリス)」の現地での成長に注目したとしています。