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国際

新ローマ教皇 就任ミサで「平和」呼びかける

Write: 2025-05-19 10:58:21Update: 2025-05-19 16:47:47

新ローマ教皇 就任ミサで「平和」呼びかける

Photo : YONHAP News

新しいローマ教皇に選出されたレオ14世の就任を祝うミサがバチカンで行われ、教皇は「今は愛を実践すべき時」というメッセージを語り、世界に平和を呼びかけました。
 
第267代教皇となるレオ14世の就任を祝うミサは、バチカンのサンピエトロ広場で韓国時間の18日夕方から行われました。
 
教皇は就任ミサで、「私たちは依然としてあまりに多くの不和、憎しみや暴力、偏見などによる傷を目にしています。今こそ愛を実践すべき時です」と述べ、愛と平和に満ちた世界の実現に向けて努力する考えを強調しました。
 
そのうえで、ガザ地区やミャンマーでの暴力事態、ロシアとウクライナの戦争に対して深い懸念を示しました。
 
以前からバチカンをウクライナとロシアの平和会談の開催地として提案してきたレオ14世は、今回の演説でも、特にウクライナに平和が訪れることを願うとしました。
 
この日のミサには、およそ200の国や地域から代表団や宗教指導者が参列していて、ウクライナのゼレンスキー大統領や、アメリカのバンス副大統領のほか、日本からは、自民党の麻生最高顧問が出席しました。

韓国からは、廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿とイ・ヨンフン司教、 韓国文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官が参列しました。
 
一方、ゼレンスキー大統領は就任ミサへの参列をきっかけに、アメリカのバンス副大統領らと会談しました。会談には、アメリカのルビオ国務長官も同席し、停戦が実現しない場合のロシアへの制裁が議論されたと伝えられています。

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