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政治

APEC通商担当相会議 済州島で15日から開催

Write: 2025-05-15 10:02:04Update: 2025-05-15 10:16:45

APEC通商担当相会議 済州島で15日から開催

Photo : YONHAP News

APEC=アジア太平洋経済協力の通商担当相会議が、15日から16日までの2日間、済州島(チェジュド)で開かれます。
 
今回の会議は、10月に韓国南東部の慶州(キョンジュ)で開かれるAPEC首脳会議に先立ち、通商関連の議題を調整するために設けられたものです。
 
アメリカのトランプ政権が仕掛けた貿易戦争が続いているなか、アメリカと韓国の通商担当相による2国間会談も予定されており、関税などの通商問題に関する協議で進展があるかに注目が集まっています。
 
会議では、貿易の円滑化に向けた革新や、多国間貿易体制を通じた連携、持続可能な貿易による繁栄の3つのテーマについて議論する予定です。
 
第2次トランプ政権が発足して以降、各国に対する相互関税を予告するなど通商問題をめぐる不確実性が高まり、従来の貿易体制が揺らいでしまうのではないかとの懸念が出ていました。
 
こうした中、会議では多国間貿易体制の効果を改めて確認するものとみられます。
 
一方、16日には、韓国産業通商資源部の安徳根(アン・ドクグン)長官と、アメリカ通商代表部のグリア代表の会談が予定されており、現在両国が進めている関税協議の中間点検が行われるものとみられます。
 
韓米通商当局は現在、関税・非関税措置や経済安保、投資協力、為替政策の4つの分野で、実務レベルの協議を進めています。
 
また、アメリカと中国の高官による会談が実現するかにも関心が集まっています。
 
アメリカと中国は、相互関税の適用を90日間停止し、14日から関税を115%引き下げており、関税問題が雪解けムードに入ったとの期待が高まっているなか、今後の2国間会談を通じて、さらに関税引き下げなどの進展があるか注目されます。

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