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政治

大統領選候補相次いで大邱・慶尚北道で保守層に選挙活動

Write: 2025-05-13 14:41:24Update: 2025-05-13 15:13:06

大統領選候補相次いで大邱・慶尚北道で保守層に選挙活動

Photo : YONHAP News

来月3日に投開票が行われる韓国の大統領選挙の公式選挙運動開始から2日目の13日、各候補が相次いで強固な保守地盤とされる大邱(テグ)と慶尚北道(キョンサンブクト)を訪れました。
 
最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表は、慶尚北道の亀尾(クミ)市を訪れ、国民統合と国土の均衡ある発展により、この地域の革新を実現する方法を提示すると明言しました。
 
朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の故郷であり、韓国を代表する産業団地として、輸出の中核を担っている亀尾市を、再び経済の成長エンジンとして甦らせるための構想を具体化していくとしています。
 
前回の大統領選挙で、大邱と慶尚北道における最大野党「共に民主党」の得票率は20%前半にとどまる結果となりましたが、今回の選挙で得票率を伸ばすことを目指しています。
 
保守系与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官も、2日続けて慶尚道(キョンサンド)で選挙活動を展開しています。金前長官は、大邱・慶尚北道の選挙対策委員会の発足式で、「国が厳しい局面に直面するたびに数多くの産業革命を成し遂げた大邱・慶尚北道が、韓国を偉大な国に変えていくだろう」と述べました。
 
一方、金前長官は、12日のインタビューで、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の「非常戒厳」宣言によって被害を受けた国民に向け、「申し訳なく思う」とお詫びの言葉を伝えました。ただ、与党「国民の力」から、大統領の弾劾を受け、国民向けの謝罪を行うべきだとの声が出ていることについては、今後議論を進めると言うにとどまりました。また、尹前大統領の離党は、今のところ考えていないと述べました。
 
金前長官は、強固な保守地盤とされる大邱・慶尚北道での選挙運動を通し、党内の分裂を修復し、国民経済の回復を目指すと説明しました。
 
保守系の「改革新党」の候補となった李俊錫(イ・ジュンソク)前代表も、13日に大邱を訪れ、主な支持層である20代から30台の支持者らと交流する計画です。李前代表は、大学生や医療関係者など、幅広い分野の関係者と交流することで、「若さ」と「統合」に焦点を当てた選挙戦略を掲げています。

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