来月3日に投開票が行われる韓国の大統領選挙の公式選挙運動がスタートした12日、政府は公正でクリーンな選挙を実現するとして、違法行為に対しては一切の妥協を許さない方針を明らかにしました。
朴性載(パク・ソンジェ)法務部長官と高綺童(コ・ギドン)行政安全部長官職務代行は12日、共同談話文を発表し、「大統領の空席によって行われる今回の選挙が、これまで以上に公正に行われるよう、政府が最善を尽くす」と述べました。
具体的には、公務員による政治的中立違反や世論調査関連の規定違反、SNSを通じた虚偽情報の拡散、選挙関連の暴力行為などを重点的に取り締まり、違法行為は最後まで捜査して責任を問うと強調しました。
また、選挙を口実に集まった利益団体による違法集会や公務執行妨害などに対しても厳正に対処する方針です。
今回の大統領選挙の公式選挙運動期間は今月12日から来月2日までで、投票日は6月3日、事前投票は今月29日と30日に実施されます。