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政治

与党「国民の力」 大統領選候補一本化を巡り対立

Write: 2025-05-08 14:42:30Update: 2025-05-08 14:48:31

与党「国民の力」 大統領選候補一本化を巡り対立

Photo : YONHAP News

6月3日の大統領選挙を控え、与党「国民の力」で候補の一本化をめぐる対立が深まっています。
 
与党「国民の力」の予備選挙で公認候補に選出された金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官と無所属で出馬した韓悳洙(ハン・ドクス)前国務総理は7日、候補の一本化に向けた協議をしましたが、合意には至りませんでした。
 
これを受けて、「国民の力」は7日夜、議員総会を開き、一本化に向けた党のロードマップを提示しました。
 
これに対し、金前長官は8日午前に緊急記者会見を開き、党の執行部に対する不満を表明したうえで、1週間、選挙運動を行い、その後に一本化を完了することを提案し、具体的な時期と方法を提示しました。
 
また、党執行部が提示した「8日にテレビ討論を行い、9日までに世論調査を実施する」スケジュールについては、「強圧的だ」と批判し、自身を排除しようとする動きだとして反発しました。
 
ただ、韓前総理との一本化に向けた協議は続けるということで、14日にテレビ討論を行い、15日から16日にかけて世論調査を実施して一本化の結論を出すことを提案しました。
 
1週間の選挙運動を通じて相乗効果を高め、検証の過程を経る狙いがあるものとみられます。
 
しかし、党執行部はこの提案を即座に拒否しました。
 
党員を対象に行った世論調査で、11日に締め切る候補登録前の一本化に86.7%が賛成したとして、速やかに一本化を進めるべきだと主張しました。
 
韓前総理もまた、候補登録前に一本化すべきとの立場を明らかにしました。
 
両候補は8日午後、候補一本化に向けた会合を再度開く予定です。

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