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政治

韓前国務総理の出馬表明 保守陣営で一本化進むか

Write: 2025-05-02 14:06:02Update: 2025-05-02 17:58:52

韓前国務総理の出馬表明 保守陣営で一本化進むか

Photo : KBS News

来月3日に投開票が行われる次期大統領選挙をおよそ1か月後に控えるなか、革新系の最大野党「共に民主党」の大統領候補、李在明(イ・ジェミョン)前代表が支持率40%前後を維持し、独走状態となっています。こうしたなか、これまで大統領の権限を代行してきた韓悳洙(ハン・ドクス)前国務総理が出馬を正式に表明し、保守陣営では「反李在明」を掲げた候補の一本化に向けた議論が今後、本格化する見通しです。
 
次期大統領選をめぐる最近の世論調査で、李前代表は40%前後の支持を得て先頭を走っており、危機感を強める保守陣営は候補の一本化によって局面の打開を図ろうとしています。
 
韓前国務総理は2日、国会で大統領選挙への出馬を宣言し、憲法改正を通じて大統領の任期を現行の5年から3年に短縮する考えを示しました。
 
また、「改憲に賛成する人物であれば誰とでも協力できる」と述べ、保守陣営の結集に意欲を示しました。
 
こうしたなか、3日に行われる保守系与党の「国民の力」の党大会で金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官と韓東勲(ハン・ドンフン)前代表のどちらが最終候補に選ばれるかが、韓前国務総理との一本化にも影響するものとみられています。
 
金前長官は韓前国務総理との一本化に前向きな姿勢を見せている一方で、韓前代表は慎重な姿勢を示しています。
 
一方、保守系の「改革新党」の李俊錫(イ・ジュンソク)前代表は最後まで大統領選挙を完走する意向を貫いており、一本化の動きには距離を置いていますが、若年層や中道層から一定の支持を受けていることから、選挙戦のカギを握る存在として依然、注目されています。
 
このため、保守陣営で誰が一本化された候補となるのか、またその候補がほかの有力候補の支持層を取り込んで李在明前代表の独走を食い止められるのかに注目が集まっています。

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