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政治

韓国政府 米財務長官の発言に反論「通商交渉急がない」

Write: 2025-05-01 10:31:50Update: 2025-05-01 12:57:22

韓国政府 米財務長官の発言に反論「通商交渉急がない」

Photo : KBS News

韓国企画財政部は、「韓国政府が6月3日に実施される大統領選までにアメリカとの通商交渉の枠組みを設けることを望んでいる」としたアメリカ財務長官の発言について、事実ではないと否定し、交渉を急がない意向を改めて示しました。
 
企画財政部は先月30日、「アメリカとの通商協議で、韓国側は大統領選前に交渉の枠組みを決めたいという意向を伝えたことはない」としたうえで、「急がずに、手続きに従って協議を進めていく」と強調しました。
 
これに先立ち、アメリカのベッセント財務長官は現地時間の先月29日、「韓国との交渉の輪郭が見えつつある」としたうえで、「韓国は6月の大統領選前に交渉の枠組みを設けることを望んでいる」と述べました。
 
ベッセント長官はまた「韓国と日本がそれぞれ選挙前にアメリカとの交渉を進展させ、成果を出そうとしている」と述べましたが、これについて崔相穆(チェ・サンモク)副総理兼企画財政部長官は「アメリカ国内の政治状況を意識した国内向けの発言と理解した」と説明しました。
 
韓国政府は、ベッセント長官のこうした発言の背景について、アメリカ財務省に公式な説明を求めたということです。
 
トランプ政権は現在、韓国に対する相互関税措置を90日間停止しており、停止期間が終了する前に関税の免除や緩和策を模索するため、韓米両政府は、通商分野に関する実務者協議を行っています。

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