大統領の権限を代行する韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は21日、フランシスコ教皇の死去を受けて、ローマ教皇庁のパロリン国務長官に弔電を送りました。
韓国務総理は弔電で、「韓国政府と国民は、全世界のカトリック信者の皆様とともに深い悲しみを分かち合い、心からの哀悼の意を表します」と述べました。
また、「教皇は『私たちは皆、兄弟姉妹』という教えを通じて、人類に愛と連帯のメッセージを伝えられ、平和と和解を実践し、生涯にわたり貧しい人々や疎外された人々のために献身されました」とたたえ、哀悼の意を表しました。
さらに、フランシスコ教皇が2014年に韓国を訪問したことや、2027年にソウルで開催予定のカトリック世界青年大会に触れ、「教皇が韓国に特別な愛情を抱いておられたものと受け止めている」と述べました。
そして、「教皇が全世界に伝えられた愛と平和の教えを忘れません。教皇の尊い魂がイエス・キリストの永遠の安息と平和を得られるよう、お祈り申し上げます」と述べました。