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政治

ソウルでマンション火災 1人死亡 13人けが 放火の疑い

Write: 2025-04-21 13:39:02Update: 2025-04-21 14:10:10

ソウルでマンション火災 1人死亡 13人けが 放火の疑い

Photo : YONHAP News

21日朝、韓国のソウルにあるマンションで火災が発生し、1人が死亡、13人がけがをするなど、あわせて14人が死傷しました。警察は、現場で死亡が確認された60代の男性が火をつけた可能性があるとみて詳しく調べています。
 
消防によりますと、火災が起きたのは、21日午前8時17分ごろ、ソウル南部・冠岳区(クァナクグ)の奉天洞(ポンチョンドン)にある21階建てのマンションの、4階から5階付近から火が出たとみられています。
 
通報を受けた消防は、消防隊員153人と車両63台を動員して消火活動にあたり、火はおよそ1時間半後の午前9時54分に消し止められました。
 
この火災で、放火したとみられる60代の男性1人が死亡しました。また、4階から飛び降りたとされる70代から80代の女性2人が全身にやけどを負って病院に運ばれたほか、転落や煙を吸うなどして軽いけがをした人が11人にのぼり、死傷者はあわせて14人となっています。
 
警察は、火災が放火によるものとみて捜査を進めていましたが、現場で死亡が確認された男性が、放火の疑いがある人物と同一人物だと確認したということです。
 
また、現場からは農薬の噴霧器のような器具が見つかっていて、警察はこの器具を使って火をつけた可能性もあるとみて、火災に至った詳しい経緯を調べています。

さらに警察によりますと、この男性は去年の末まで、火災現場となったマンションの3階に住んでいて、上の階の住民と騒音をめぐるトラブルを繰り返し、暴力沙汰に発展したこともあったということです。警察は、こうした過去の経緯と今回の火災との関連についても慎重に調べを進めています。

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