野球の韓国代表と日本代表がことし11月に、東京ドームで強化試合を行うことになりました。
 
韓国野球委員会（KBO）と日本野球機構（NPB）は17日、東京で共同記者会見を開き、「野球の韓国代表と日本代表はことし11月15日と16日に、東京ドームで強化試合を行う」と発表しました。
 
両国は、来年3月に開催されるWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに向け、選手の実力や調子を確認するとともに、シーズン終了後のオフシーズンに、野球ファンに楽しんでもらうため、今回の試合を企画したとしています。
 
韓国野球委員会の許亀淵（ホ・グヨン）総裁は、「2008年の北京オリンピック以降、日本に勝った覚えがない」として、このところ日本との試合で劣勢が続いていることに触れたうえで、「WBCの本大会をおよそ3か月後に控えて日本と行う強化試合は、韓国代表チームにとって貴重な経験になるだろう」と話しました。
 
韓国と日本の代表チームは、来年3月に東京ドームで行われるWBCの1次ラウンドで、台湾、オーストラリア、チェコとともに同じC組で対戦します。