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国際

円高にもかかわらず日本へ旅行は増加

Write: 2025-04-16 11:08:23Update: 2025-04-16 11:15:43

円高にもかかわらず日本へ旅行は増加

Photo : KBS News

このところ円高傾向が続いていますが、韓国人の日本への旅行の需要はむしろ伸びていることがわかりました。
 
韓国のクレジットカード会社「ハナカード」が16日、発表したところによりますと、去年12月からことし2月までの3か月間に、日本でクレジットカードを利用した人の数は、前の年の同じ期間に比べて17.3%増えた33万366人で、利用金額は15.0%増えておよそ2275億ウォンに上ったということです。
 
また、ハナカードの旅行用の口座「トラベログ」を通じて両替を行った件数は32.6%増えて151万7215件、金額も3.4%増えておよそ1928億ウォンだったということです。
 
日本への旅行は去年、円安に支えられて大きく増えましたが、その勢いが円高が続く最近でも衰えないでいることから、円高の影響は、予想より大きくないという見方が出ています。
 
円に対するウォン相場は、去年6月に100円が850ウォン台にまで円安が進みましたが、そのあと円高となり、今月には100円が1000ウォンを超えました。
 
一方、日本政府観光局(JNTO)も、ことし1月に日本を訪れた韓国人観光客数が去年の同じ月に比べて12.8%増えて96万7100人となり、月間としては過去最多を記録したと発表しています。
 
ただ、100円が1000ウォンを突破し、ウォン安円高が加速していることから、今後も日本への旅行の需要の伸びが続くかは不透明です。
 
実際に、去年12月からことし2月にかけて日本でのカード利用者数や利用金額は増加したものの、1人あたりの平均利用金額はおよそ2%減少して68万8514ウォンとなっていました。

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