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国際

韓国系宇宙飛行士乗せた宇宙船 ISSで任務

Write: 2025-04-09 09:58:13Update: 2025-04-09 10:09:13

韓国系宇宙飛行士乗せた宇宙船 ISSで任務

Photo : KBS News

NASA=アメリカ航空宇宙局所属の韓国系宇宙飛行士、ジョニー・キム氏(41)とロシア人宇宙飛行士2人の合わせて3人を乗せたロシアの宇宙船ソユーズが、国際宇宙ステーション(ISS)に到着しました。
 
ソユーズは8日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、およそ3時間10分後に国際宇宙ステーションにドッキングしました。
 
ジョニー・キム氏は2017年に、NASAの宇宙飛行士に選抜されて、今回が宇宙での初めての任務となります。
 
キム氏はおよそ8か月間、国際宇宙ステーションに滞在し、科学調査や技術実証任務を行ったあと、地球に戻る予定です。
 
キム氏は、1984年にカリフォルニア州ロサンゼルスの韓国人移民の家庭に生まれました。
 
医師としての経歴も持つキム氏は、現役のアメリカ海軍少佐で、NASAの宇宙飛行士に選ばれた当時、アメリカ国内でも注目を集めました。
 
アメリカとロシアの主導で1998年に建設された国際宇宙ステーションは、地上からおよそ400キロの上空にあり、およそ90分で地球を1周し、1日におよそ16周する、サッカー場ほどの大きさを持つ多国籍の実験施設です。現在は、アメリカとロシアのほかに、ヨーロッパの11か国、日本、カナダの13か国が参加し、共同で運用しています。
 
NASAとロシア連邦宇宙局は2022年7月に、緊急時の代替輸送手段の確保を目的として、自国の宇宙飛行士が相手国の宇宙船に搭乗し、国際宇宙ステーションに向かうことを可能とする協定を結んでいます。

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