韓国を訪れたことがある外国人が「韓国と聞いて思い浮かべるもの」として、Kポップを挙げた人が最も多かったことがわかりました。
韓国文化体育観光部と韓国国際文化交流振興院が発表した「海外韓流実態調査」によりますと、「韓国の代表的なイメージ」としてKポップを挙げた人は全体の17.8%で、8年連続で1位となりました。続いて、韓国料理が11.8%、ドラマが8.7%、ビューティー製品が6.4%、映画が5.6%となっています。
最も好きなK-POPアーティストでは、BTS=防弾少年団が24.6%と、7年連続でトップに立ちました。BLACKPINKが6年連続で2位となり、BTSメンバーのJUNGKOOKやBLACKPINKメンバーのLISAも個人ランキングで上位に入りました。
韓国の文化コンテンツについて「気に入っている」と答えた人は全体の70.3%に上り、とくにフィリピン、インドネシア、インド、タイなどで好感度が高くなっています。
韓流を見た人の1か月あたりの韓流コンテンツの平均視聴時間は14時間で、前年より2.3時間増えました。ジャンル別では、ドラマが17.5時間、バラエティ番組が17時間と、最も多く視聴されました。
韓国ドラマで最も人気だったのは『イカゲーム』で、9.7%の支持を集めて4年連続の1位となり、『涙の女王』が6.5%、『愛の不時着』が2.2%と、これに続きました。
この調査は、去年11月から12月にかけて、世界28か国のおよそ2万6000人を対象にオンラインで実施されました。