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政治

韓日米外相会談 台湾周辺での軍事演習に懸念を表明

Write: 2025-04-04 10:40:51Update: 2025-04-04 10:44:09

韓日米外相会談 台湾周辺での軍事演習に懸念を表明

Photo : YONHAP News

NATO=北大西洋条約機構の外相会合にあわせて、韓日米3か国の外相がベルギーで会談し、3か国の連携や地域情勢について話し合いました。
 
韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官とアメリカのルビオ国務長官、日本の岩屋外務大臣は会談後に共同声明を発表しました。共同声明では、「台湾周辺で行われた軍事演習について懸念を表明し、地域の情勢不安につながる行為を避けるよう求めた」としたうえで、「台湾海峡における対立の平和的な解決を促し、力による現状変更の試みに反対する」という認識を明らかにしました。
 
これは、今月、中国軍が台湾周辺で行った軍事演習を念頭に置いた発言とみられます。
 
さらに、3か国の外相は、ウクライナ情勢について、アメリカとロシア、ウクライナによる対話を歓迎し、「包括的かつ公正で、永続的な平和の実現に欠かせない段階として、停戦に向けた努力を促した」と述べました。
 
北韓問題については、ロシアとの軍事協力や、暗号資産を盗み取るなどのサイバー活動に深刻な懸念を共有しました。
 
また、アメリカの液化天然ガス(LNG)をはじめとするエネルギー資源や技術に基づいたエネルギー分野での協力、現代化された海上戦力と強固な造船業による海洋安全保障の必要性などについても話し合いました。
 
そして、日米の外相は、ことし下半期に韓国の慶州(キョンジュ)で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が成功裏に開催され、成果を導き出すことができるよう、韓国の努力を支持するという立場を明らかにしました。

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