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サイエンス

韓米共同開発の宇宙望遠鏡 初の画像を送信

Write: 2025-04-03 09:52:29Update: 2025-04-03 10:11:20

韓米共同開発の宇宙望遠鏡 初の画像を送信

Photo : YONHAP News

韓国とアメリカが共同で開発した宇宙望遠鏡「スフィアーエックス(SPHEREx)」が撮影した画像が、初めて送られてきました。
 
去年発足した宇宙航空庁は2日、「スフィアーエックス」から初めて送られてきた画像を公開し、「試験運用は成功裏に行われている」と発表しました。
 
「スフィアーエックス」は、NASA=アメリカ航空宇宙局と韓国天文研究院が共同で開発した宇宙望遠鏡で、先月12日に打ち上げられたあと、およそ37日間の初期運用段階に入り、望遠鏡に関するすべての試験運転を順調に行っています。
 
公開された画像は、先月28日に撮影されたものです。
 
この画像は、まだ科学研究に使用できるものではありませんが、鮮明な焦点と安定した明るさから、「スフィアーエックス」が正常に動作していることを確認することができます。
 
科学者らは、この写真のデータを使って、宇宙誕生の直後に起きた瞬時の急速な膨張現象「インフレーション」の原因から、私たちが暮らす太陽系を含む天の川銀河のなかの水の起源に至るまで、さまざまなテーマを研究できると期待しています。
 
韓国天文研究院の関係者は、「現在、スフィアーエックスは期待を超えるほど、良好に動作している。送られてきたデータを使って興味深い研究ができると、韓国とアメリカの研究チームはとても興奮している」と話しています。

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