世界の国や地域の「幸福度」ランキングで、韓国は去年より6段階下がって58位だったことがわかりました。1位は8年連続でフィンランドでした。
国連の研究組織「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」が現地時間の19日、2025年版の「世界幸福報告書」を公表しました。
それによりますと、フィンランドは、生活の質を自ら評価し、点数に換算した「幸福度」が7.736点で、8年連続で1位となりました。
続いて2位はデンマーク、3位はアイスランド、4位はスウェーデンと、北欧の国々が上位を占めました。
韓国は6.038点で去年より6段階下がって58位でした。
2021年には62位、2022年には59位、おととしは57位、去年は52位でした。
アメリカは24位に後退し、調査が始まった2012年以来、もっとも低い順位となりました。
去年51位だった日本は55位に、60位だった中国は68位に下がりました。
「幸福度」ランキングは、1人当たりのGDP=国内総生産や社会的支援、健康寿命、選択の自由度、他者への寛容さ、腐敗の認識の6項目について、国民に自身の幸福度を0から10までの段階で評価してもらい、順位を付けています。