韓国の首都圏と忠清南道(チュンチョンナムド)で大雪注意報が出されました。ソウルで、3月中旬に大雪注意報が出されたのは、統計を取り始めた1999年以降、もっとも遅い記録となりました。
韓国行政安全部によりますと、首都圏と忠清南道に大雪注意報が出されたことを受けて、17日午後11時に、中央災害安全対策本部は第1段階を稼働し、4段階ある大雪の警戒レベルのうちもっとも低い「関心」から、下から2番目の「注意」に引き上げたということです。
気象庁によりますと、全国のほとんどの地域で大雪注意報が出されているなか、首都圏では18日の朝まで、江原道(カンウォンド)の内陸部や忠清道、全羅道(チョンラド)では午前まで、江原道の東海岸側と山間部、慶尚道(キョンサンド)、済州(チェジュ)島の山間部では午後まで、1時間当たり最大で3センチの雪が降る見通しで、一部の地域では、5センチ以上の大雪が降るところもあるということです。
雪の影響で、ソウル市の北にある議政府(ウィジョンブ)軽電鉄が一時、運行が中止となり、通勤する市民が不便を強いられました。
ソウルでは、雪の影響で、各地で渋滞が発生し、スリップ事故も多く発生しました。