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政治

ロシア軍用機が韓国防空識別圏に進入 韓国軍が対応

Write: 2025-03-17 10:16:02Update: 2025-03-17 15:57:59

ロシア軍用機が韓国防空識別圏に進入 韓国軍が対応

Photo : YONHAP News

ロシアの軍用機が15日、韓国の防空識別圏(KADIZ)に進入し、その後離脱しました。韓国への領空侵犯は確認されていませんが、韓国軍は警戒のため、戦闘機を緊急発進させました。
 
韓国軍合同参謀本部によりますと、15日午前9時20分ごろ、ロシアの軍用機数機が韓半島東の海、東海(トンヘ)上空の韓国防空識別圏に相次いで進入しました。その後、東側と北側へ抜け、識別圏から離脱しました。 領空侵犯はなかったということです。
 
韓国軍はロシア軍の動きを事前に察知し、空軍の戦闘機を出動させ、偶発的な事態に備えた戦術措置を実施しました。
 
また、合同参謀本部はロシア側と交信を行い、「訓練目的であり、領空侵犯の意図はない」ことを確認したと明らかにしました。
 
ロシアの軍用機は去年11月にも、中国軍の軍用機とともに韓国防空識別圏に進入し、その後離脱したことがあります。
 
防空識別圏とは、自国の領空に接近する軍用機を早期に識別し、対応するために各国が独自に設定する区域ですが、領空とは異なり、国際法上の拘束力はありません。
 
特に、ロシアは自国の防空識別圏を設定しておらず、他国の防空識別圏も公式には認めない立場を取っているとされています。
 
通常、軍用機が他国の防空識別圏に進入する際は、事前に飛行計画を提出し、進入位置などを通知するのが国際的な慣例とされています。

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