旧大統領府の青瓦台の観覧者数が、一般開放から2年10か月で、累計で700万人を超えたことがわかりました。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が就任後、大統領執務室を現在の龍山(ヨンサン)大統領室に移転したのにともない、それまでの大統領府青瓦台本館と官邸などが2022年5月から一般公開されています。
青瓦台財団が10日、発表したところによりますと、8日、700万人目の来場者となった人にお祝いのプレゼントを手渡したということです。
青瓦台には、ことしの旧正月の連休期間に6万人あまりが訪れています。
また、外国人観覧者数は累計で80万人に迫っています。
一般開放後、文化芸術空間に様変わりした青瓦台は、最近、散策道を整備したほか、青瓦台内の樹木について詳しく説明する案内パンフレットを配るなど、観覧者の利便性の向上に努めています。
財団の関係者は、「今後も歴史、文化、自然が調和をなす、品格の高い空間として、さまざまな文化芸術プログラムを通じて国民に特別な体験をお届けできるよう最善を尽くす」と話しています。