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政治

与野党がそれぞれ捜査機関トップを告発

Write: 2025-03-11 14:55:07Update: 2025-03-11 15:50:51

与野党がそれぞれ捜査機関トップを告発

Photo : YONHAP News

「非常戒厳」を宣言し、内乱罪を首謀した疑いで逮捕起訴されていた尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の釈放を受けて、与野党がそれぞれ捜査機関のトップを告発しました。
 
最大野党「共に民主党」をはじめとする野党5党は10日、裁判所が尹大統領の身柄拘束の取り消しを決定したあと、検察の即時抗告を断念させたとされる沈雨廷(シム・ウジョン)検察総長を高位公職者犯罪捜査処に告発しました。
 
野党5党は、共同記者会見を開き、沈総長について、「即刻抗告を放棄し、釈放を指示したことで、内乱の共犯であることを自白した」として、沈総長が辞任しない場合、弾劾訴追を進める方針を示しています。
 
一方、「国民の力」の議員らは10日、高位公職者犯罪捜査処の呉東運(オ・ドンウン)処長に対し、大統領の違法逮捕および職権濫用などに関する法律違反の疑いで、検察に告発しました。
 
議員らは記者会見で、「司法部が大統領の拘束を取り消す過程で、高位公職者犯罪捜査処に内乱罪の捜査権がないことを明確に指摘した」として、拘束そのものが違法だったと主張しました。
 
憲法裁判所の尹大統領をめぐる弾劾審判の宣告が迫っているなか、与野党が捜査機関を攻撃することをめぐっては、過激な支持層の結束を促し、世論の分裂を招くおそれがあるという懸念の声も上がっています。

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