韓国軍の合同参謀本部は、北韓が10日午後1時50分ごろ、韓半島西の海、西海に向けて弾道ミサイル数発を発射したと発表しました。
これを受け、韓国軍当局は、「韓米間で緊密に協力しつつ、万全の態勢を維持している」ということです。
ミサイルの種類や飛距離など、詳しい情報については、韓米情報当局が分析を急いでいます。
北韓による弾道ミサイルの発射は、1月14日以来、およそ2か月ぶりで、アメリカのトランプ大統領が就任して以来、初めてです。
北韓は、韓国とアメリカが、韓半島有事の際を想定した定例の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を10日から始めたことに反発して、挑発に出たものとみられます。