韓国の女子プロゴルファー、シン・ジエ選手は、JLPGA=日本女子プロゴルフツアー生涯獲得賞金ランキングで1位になりました。
日本女子プロゴルフツアーの今シーズンの開幕戦、第38回ダイキンオーキッドレディストーナメントの最終ラウンドが9日、沖縄県の琉球ゴルフクラブで行われ、シン・ジエ選手は69をマークし、通算6アンダー、282で2位タイとなりました。
一時は優勝に輝いた岩井千怜と首位タイで並んでいたものの、惜しくも優勝には届きませんでしたが、今大会で賞金872万円を獲得し、JLPGAツアーでの生涯獲得賞金は13億8074万3405円となり、不動裕理選手を抜いて歴代1位になりました。
シン・ジエ選手は去年、パリオリンピックの出場権を獲得するため、LPGA=アメリカ女子ゴルフツアーへの参加を増やしましたが、ことしは賞金王を狙ってJLPGAに専念する計画で、残り2勝に迫ったJLPGA通算30勝を達成し、永久シードを獲得することが、今シーズンの目標だとしています。
一方、JLPGAの生涯獲得賞金ランキングの3位はチョン・ミジョン選手で13億1983万円、4位はイ・ジヒ選手が12億5661万円、5位はアン・ソンジュ選手で11億円と韓国勢が上位を占めています。