「非常戒厳」を宣言し、内乱を首謀した疑いで起訴された尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が近く釈放されることになります。
今年1月26日に拘束起訴されてから40日ぶりです。
尹大統領側は先月、拘束の取り消しを申請していましたが、ソウル中央地方裁判所が7日、これを認めたものです。
裁判所は、検察が起訴した際には、すでに勾留期限が過ぎていたとみなすのが妥当だとしたうえで、逮捕した高位公職者犯罪捜査処に内乱罪の捜査権はないと指摘し、手続きに明確性を期し、捜査過程に疑問の余地をなくすのが望ましく、拘束の取り消しを決めたと説明しました。
今後、検察が即時抗告を放棄するか、7日以内に抗告をしないと、尹大統領は釈放されることになります。